スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間
晴香の笑い声が響くたびに、母祥子は


「ちょっと、憲吾晴香ちゃんに変なことしてないだろうね~」


と心配していた。


「いいじゃない…ほっておきなよ。晴香の笑い声が聞こえるだけで、私は嬉しいよ」


「晴香ママ~晴香あがります~」


脱衣場に祥子が晴香の母のフリをして、タオルを持って立っていると、憲吾はびっくりした顔をしていた。


「憲吾~晴香ちゃんに変なことしなかっただろうね~」


「何言ってんだよ!晴香洗ってやっただけだよ」


後ろにいた晴香の母と憲吾の母は、顔を見合わせて、大笑いしていた。


「さぁ、晴香おいで…憲吾ありがとうね」


「もう~母さんびっくりさせないでよね」


「ハハハハッお弁当作ってきてあるから、早く上がっておいで~」


「うん…」
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