スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間
「じゃあね~晴香、目をつぶって、左手出してくれない?」


「左手…?」


離婚届けを渡すと、目を閉じて、左手を晴香は差し出した。


左薬指に、違和感をかんじながら、憲吾がいいというまで、目を開けなかた。


「晴香…いいよ…」


晴香の薬指には、ハート型に輝いている、ダイヤの指輪が輝いていた。


「憲吾…これって…」


「晴香…少し先になるけど…俺のお嫁さんになってほしい…晴香と世利を、必ず幸せにするから…」


晴香の瞳から涙が落ちた。


祐輝の時には、何もなかった、この時…


婚約指輪も、世利ができてからだったので、省略されて…でも、今生まれて初めての経験を晴香はしている。


「こんな私でよかったら…世利も一緒だけど、よろしくお願いします…」
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