スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間
憲吾は、恋愛をしないで結婚して傷ついた晴香に、もう一度恋愛を教えてあげたかった。

祐輝と離婚して、結婚するまでを考えたら、1年はかかるだろう。


その間、憲吾の時間の許す限り、晴香を愛して、晴香の全てを自分のものにして…


世利とは休みの日に父親らしいことをしてあげて…


二人を心から愛して行こう…


そう考えていた。


晴香も…今憲吾に愛され…もっともっと愛されたい…そう感じることで、祐輝の出した答えが何となくわかるような気がしていた…


愛している人になら…その人の望む自分になりたい。


あなた色に全て染まりたい…


そう思うのだ。


憲吾は最愛の人


私の全てだと…
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