エリート医師の溺愛処方箋

「……あの…大丈夫ですか…?」


そっと近寄り、恐る恐る声を掛けてみる。


お酒が入っているせいか、かなり大胆な事をしてる。

男性に声を掛けるなんて初めて。

だけどちっとも恥ずかしくもない。

あんな事があったせいで一皮剥けたのかしら。
それとも自分が思う以上に酔っているのかしら…。


ただ、この、目の前の男性が妙に気になり、話してみたかった。
どんな人なんだろう。



「…う……ーん」

微かな呻き声と共に彼がゆっくりと身体を起こす。


そしてそっと私の方を向いた。

初めて顔を見る。

………!


…う…っわぁ。
……カッコいい……。

トロリとした顔が何とも言えず色っぽい。

一見、クリクリとした瞳が少し幼く童顔に見えるが、全体的には大人の男性の持つ凛とした顔つき。



…ち、…ちょっと…。

超ストライクなんですけど…っ。




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