エリート医師の溺愛処方箋

「白衣が…真っ赤に染まって…、眠っているように…、何も言わない千尋を見た時……、
何も考えられなくなって…。

千尋がこのまま目を覚まさなかったら…、私も千尋のところに行こう、って、思ったり……」


………は……?


瑠花がボツりポツリと話す言葉を、まるで他の人が言われているみたいに…、自分に向けられた言葉じゃないみたいに…、

俺は唖然として聞いていた。


「突然、私の人生の中に…ドカドカと入り込んできて…、
いきなりパッと消えそうになって……、

千尋は本当にやりたい放題だわ」

……え。な…、何だそれは。



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