エリート医師の溺愛処方箋
ち、……違うわ…。
あなたのためを思って…。
涙がドバッと再び溢れ出す。
資格がない、だなんて。
思うはずない。
妊娠に気付いた瞬間からずっと想像してきた。
千尋と私が、ベビーカーを押しながら歩く姿を。
あなたがこの子を抱いて頬を寄せる姿を。
叶えられるものなら…、どんなに幸せだろう、って。
だけど、あなたを縛る事なんて出来ると思えなかった。
あなたには……他にするべき事が、沢山あるから。