エリート医師の溺愛処方箋

私は千尋に飛び付くと、その震える身体をギュッと抱き締めた。

彼も震える腕で力強く私を抱き締め返してくる。


「瑠花、ずっと……こうしていたい。

君が……好きだ。
どこにも、行かないで。

ずっと、俺のものでいて。

君も、……お腹の子も……大切にする。

だから…………」


……も、いい。
もう、何も言わないで…。

離れない。
絶対に……離さないから。

だから、泣かないで………。








< 171 / 208 >

この作品をシェア

pagetop