エリート医師の溺愛処方箋
その時、酔っているせいなのか、突然足元がカクッとふらついた。
「あ…っ」
衝撃でシャラン…と首元のネックレスが揺れる。
『…ハッピーバースデー瑠花…』
先ほどの彼の優しい笑顔が頭を掠める。
「うわ…!大丈夫?」
とっさに抱き抱えてくれる細く逞しい腕。
体勢が変わり顔がグンと近くなる。
…綺麗な瞳…。
ボウッとそれに見入る。
咄嗟に今度は私から彼の唇にキスをした。
「?!」
驚いて固まる彼に構わず、もう一度彼を感じる。