エリート医師の溺愛処方箋
やがてそっと唇を離すと、千尋は私を見つめてふわりと笑った。
き…きゃ…。
……もう駄目。
完全に持っていかれてる。
トロリと彼を見つめ返す。
「…ね、瑠花。
君も、離れたくないでしょ…。
どうする…?
やめて、引き返す……?」
……え…。
「…今ならまだ…、間に合うよ。
明日から、君の言う通り、何もなかった事に出来る。
君は…そうしてほしいの?」
私…?私は……。
なかった事に…したいの?
明日から…普通に、病院だけで顔を合わせるの……?
医者と看護師…。
ただ、それだけの関係……?