僕とあの子ともう1人


「南虎・・・なんで・・・

そんなに冷たいの・・・?」


祢緒は空の後ろで少し怯えながら僕に言った。


ここで全てを話すつもりなんか僕には一切ない。


だが、空は何を言うかわからない。


『用がないなら、僕は

今日は帰るから。』


"隆雅、先生に伝えといて。具合が悪いから帰ります"って。


といい屋上を出ようとした瞬間―――


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