僕とあの子ともう1人


空を僕は失い、


学校もざわめき始めていた。


「南虎、空ちゃん…」


隆雅は僕に呟く。



『僕の目の前で自殺した。』



僕は教室にいるみんなに注目されていた。


「え?嘘だろ?」



隆雅は信じていない様子。


そりゃあ信じたくなんかないよな。




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