僕とあの子ともう1人





「何も聞いてやれなかった…
 
 ごめんな…。」


『いや、これが僕の全てだから。』


「でも死ぬなよ?絶対に!
 
 俺は南虎の味方なのは覚えておけよ?

 話し聞かせてくれてありがとな!  
 
 また連絡するわ!」



そう言い、隆雅は公園を後にした。


僕は隆雅が公園を後にした後
僕も公園を後にした。






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