あなたたちは私の宝物
小さな命
私はマサと一緒に生活をし始めた

でもまだ妊娠は確定してるわけじゃない

病院へ行かなきゃ

マサは平日は仕事だし、私は車の免許も無い

田舎町で生活してる私たちにとっては
車という交通手段は必要不可欠だった

マサのお母さんに話して病院へ
連れて行ってもらう事にした

マサと行けないのがとても残念だった

それでも病院へ行かないわけにはいかなかった

だから仕方なかったけどお母さんにお願いした

うちから10分くらいの所にある総合病院

この辺の住所じゃない保険証を提示した

親の承諾もなく結婚出来る年じゃない私

まだ入籍は出来ない

だから名字もマサとは違う名字のまんま

保険証だって違う

マサの扶養ではない

そんな現実が襲いかかる

それが現実だった

まずは受付でしばらく待たせられてしまう

それからようやく受付を済ませて
産婦人科の外来へ行く

外来にある長椅子には
お腹の大きな妊婦さんが何人も座っていた

それから小さな子供も
お腹の大きなママの隣に座ったりしていた

私は緊張しながらもお母さんと一緒に
長椅子に座って待った

お母さんとの会話は何を話していいのか
わからなくて、子供の話は一切しないまま

それでも一人で居るより安心する事が出来た
< 9 / 41 >

この作品をシェア

pagetop