空しか、見えない
「あらよかった。幾らでも、お代わりしてねー。遠泳の仲間たちなんでしょう?」
純一も、頷きながら口にする。
「ほんと、うまいなあ」
「うちのはね、大根が入ってるの。ほら、この辺りは野菜もよく穫れるから。昔はね、うちら泳ぎに行くときは、畑のトマトをもいで行ったのよー。それを海にぷかぷか浮かべて泳いで、喉が乾くと食べるわけ。今なら汚いって言われそうだけど、海もきれいだったもん」
エプロンのポケットに手を入れて話すおばさんに、環はさっそくお代わりを頼む。
身長が180をゆうに超える環の体には、カレーなんて何杯も入っていきそうだ。
純一も、頷きながら口にする。
「ほんと、うまいなあ」
「うちのはね、大根が入ってるの。ほら、この辺りは野菜もよく穫れるから。昔はね、うちら泳ぎに行くときは、畑のトマトをもいで行ったのよー。それを海にぷかぷか浮かべて泳いで、喉が乾くと食べるわけ。今なら汚いって言われそうだけど、海もきれいだったもん」
エプロンのポケットに手を入れて話すおばさんに、環はさっそくお代わりを頼む。
身長が180をゆうに超える環の体には、カレーなんて何杯も入っていきそうだ。