未定


「今日は、恋人設定で進めていくから」

ぇ … ぇえ!?

「山田さん!私聞いてない!」


「ぇぇ、だって言ってないもの」

無理無理無理!
無理だよっ

だってこの方生まれて一度も恋人なんて出来たことないもの!


「姫姑ちゃんなら大丈夫!普段と変わらなくていいから、二人でデートしに来たみたいに楽しんで?陸斗、リード頼んだわよ?」

「はい、」

私たちは
無言でひたすら


歩く…歩く…歩く!





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