屋上教師
安葉はどうしていいかわからない顔をしている。
間に挟まれてどういう対応をすればいいのかわからないのは仕方がない。
「………安葉先生。知ってますか?」
くるりと矛先を落ちこぼれから立派な新任教師へとぐいんっと変えた。
「なんですか?」
安葉はひきつった笑みを浮かべた。
「こいつはね………」
言おうとする先の言葉がわかった。
「てめぇ!言うんじゃねぇよ!」
私はそれを遮るように椅子から立ち上がりながら、貸してもらったペンを投げつける。
反抗もむなしく、如月は動揺もしないで無情に答えた。