初恋と運命の恋

出会いと不思議な女

まだ新任でネクタイを締めているが堅苦しい服装は苦手なのでだるそうに歩いていると見たところ高1らしき女子にぶつかった。
『悪いケガとかしていないといいけどほらはやく手を出さないといつまで人の上に乗っている気だおまえ』
「ごめんなさいこちらこそ入学式に限って寝坊していて慌てて今度から気をつけますから向かっていて失礼します」
青い携帯と学生証が落ちていて何で大事な物を落としていくのか名前は椎名葵(シイナアオイ)不思議な女がいるようで後で渡すつもりだった。
長い入学式が終わってから携帯と学生証を探す椎名がいて落とした本人に渡すために蒼は彼女に近づいた。
『椎名ほら落とし物はこの携帯と学生証で間違いないならいますぐさっきぶつかった神山蒼に何かいうことがあるんじゃないか?』
「先生が拾っていたなんて没収はしなくていいなんて拾ってくれたのが神山先生で良かったです」
今まで誰かに目を離せなくなるなんて思っていなかったけど彼女の満面の笑顔を見ていて思わずみとれてしまった。



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