パニックLoVe!
01:きっかけは…





私が彼…いや彼女に
恋したのは一年前の春。
まだ私が入学したての頃だった。
入学して早々に授業をサボっていた、元々授業など興味がなくただ単に友達とバカ騒ぎしたかった私は一人屋上に向かっていた。
屋上に向かう途中、不意に聞こえた中性的で綺麗な歌声。
私は、その声に引かれるように声のする方へフラフラと向かった。
着いた先は音楽室、中にはヘッドホンをした男子が居た。
後ろ姿だから顔は分からないが、きっとカッコイイんだろうな、と私は思った。
不意に声の主が、こちらに振り返って目が合った。
その綺麗な瞳から目が離せなくてジッと見つめていると、声の主は中性的で綺麗な声でこっちに来いと言った。



「こっ、こんにちわ!」



私は素直に声の主に近寄るって、挨拶をした。
すると声の主は、ふんわり笑った。



「こんにちわ、君って素直なんだね?名前、なんて言うの?」










< 2 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop