スピリット・オヴ・サマー
「何っ?」
 憲治は驚いた。これが「座敷わらし」だと言われても、こんなカタチでは雰囲気も何もない。「学校の精」どころか、この姿ではただのマセた小娘である。
「今の子供は『花子さん』って呼ばってるども、おらにはまだ馴染めねぇんだなァ、これが。おまけに頭さ『トイレの』って付けるなだど、失礼でねが。まぁ、おらもおもしれがったがら、呼ばれで返事したこともあったどもなァ。」
「…お前、何者?」
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