愛する人と天使たちへ〜実話〜
【黒の始まり】
瑞樹と別れて数日


『世里チャン、解決したみた
いでよかったね。これからは
いい恋しなさい♪』


恭チャンが私の肩を
ポンポン叩いた


『色々ありがとね。でも
しばらくは恋はお休みする
かな〜』


うん…今までの事を思い出
すとショックが大きいから



この日、恭チャンと夕食を
一緒に食べ22時頃帰宅

と同時に


ピンポーン♪


インターホンが鳴った


私の住んでるとこはセキュ
リティー万全でモニターが
付いている
だから誰が来たかなんて
すぐにわかる



モニターには…




えっ!?
全身が凍りついた




『瑞樹??』




確かにモニターには彼の姿



何度も鳴るインターホン


『なっ何?』

恐る恐るスピーカー越しに話す



『ねぇ、世里?寒い。早く
入れて♪』


はっ?何言ってんのこいつ



『無理!!』




『もう一度ちゃんと話しが
したい』




『まじ無理だから!もう
来ないで』




あの日で終わったと思っていたのに…
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