愛する人と天使たちへ〜実話〜
【決着の日】
それから4時間程して目が
覚めた

けど、携帯を見た瞬間今朝
の願いは叶う事はなかった



着歴が全て埋まっていた
もちろん、拒否をしても
履歴は残る



怖い

怖いよ……



そう思っているうちに新た
に履歴が加わっていく



急いでタクシーを呼んで
家を出た


向かった先は



ピンポーン♪



『恭チャ――ン!』
泣きそうな私
眠さ全開の恭チャンに抱きつく


私は恭チャンの家に来ていた



『どした?また何かあった?』

眠いのに、私の頭をなでな
がら優しく抱きしめてくれた
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