アナログ三姉妹
「あ、篝火」
四人は引き寄せられてあったまることに。
炎が夜空に舞い上がり、
なんとも幻想的だ。
が。
「火の粉が‼火の粉がダウンに‼」
マサが叫ぶ。
「お兄ちゃん‼焼けてる‼」
「や、やっぱり走るぞ‼ビリのヤツは甘酒抜きだからな‼」
の、
甘酒で走り出す最年長。
「やっ、ずるい‼」
ひかりは駆け出すも、
「あ、あそこで豚汁貰えるみたい‼」
後ろを指差す。
「え⁉どこ⁉どこよ‼」
なかなか良いスタートダッシュを切ったのに、豚汁に思わず足を止めて振り返ってしまったれいは、
「だ、騙したわね‼」
「はぁ~、新年から追いかけっこかぁ」
しんがりは苦笑いの岸山君でした。