彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「お前の好きなやつって……誰?」


九条くんは真面目な顔してあたしを見下ろしてる。


「えっ、えっ!?」


いくら素直になりたいって思っても、そんなの答えられないよ……!


しかも九条くんも、なんでいきなりそんなこと聞くの!?


だけど体は正直で、あたしの顔はみるみるうちに赤くなっていく。


そしたら九条くんは、またため息をついた。


「……そんな顔するぐらい、そいつのこと好きなんだ?」


うん……。今、あたしの目の前にいるよ。


言いたいけど、言えない。


思わず涙目になってると、九条くんがあたしの目頭に指を添えた。


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