ツンデレ姫VS俺様王子
いつもならすぐに席に戻ってくる赤羽隼人が、今回はなぜか陸くんに止められていた。
「どーしたんだろうね?」
「うん。」
2人の会話から何度か聞こえてきた1人の名前......。
――――鈴香...ちゃん。
今の女の子?知り合いなの?何を話したの?
そんなことも聞けないあたし。
「胡桃が陸くんに聞いてあげようか?」
「うぅん。いい」
どうせ聞いたって辛くなるだけでしょう?
そう心では思っていてもどこかでは
聞きたい自分がいるの。
恋って......めんどくさい。
でもそんなめんどくさいことにハマっちゃってるあたしは、昔のあたしだったら到底ありえないことよね?