I trust U ~最愛のあなたへ~

私は白田さんに

"しばらくの間はあまり目立たぬように"

と命じられ、仕事のない日は部屋にこもった。
部屋を見渡すとLUCIFERのポスターが目につく。

「ポスターも懐かしいなぁ」

高校生の頃に必死になってgetしたポスター。
今となっては思い出の品だ。

ブーブーブーブーブー
テーブルの上に置いてたケータイが部屋中バイブ音で響いた

その電話は白田さんからだ。
私は思わず生唾をゴクリと飲み電話に出た。

「君に仕事だよ」

「本当ですか?いったいどのような仕事ですか?」

「その仕事と言うのが…」

< 59 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop