天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅠ
そんな脅迫めいた発言にも。

「…成程」

動じる事なく、龍娘は不敵な笑みを浮かべる。

「犯人特定に難儀していたが、そちらから出向いてくれるとは有り難い」

「あれぇ?何余裕かましちゃってんの?センセ」

男子生徒達が手に手に凶器を持ち出す。

スタンガン、催涙スプレー、ナイフ、特殊警棒。

正面切って戦おうという姿勢ではなく、手っ取り早く動きを封じてしまおうという意思が感じられ、龍娘は嫌悪を露にする。

女相手に卑劣な連中だ。

この手段で、被害を受けた女子生徒達をも襲ったのか。

「見下げ果てた連中め…!」

「お手軽に仕事できた方がよくね?」

下卑た笑いと共に龍娘に襲いかかろうとした男子生徒達は。

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