プラトニックラヴ~大切な人々へ~
現代、過去2
「眠いな。パソコンで書くと眠くなるよたく、俺は小説家に向いてないのかな?」

 パソコンの前でぼやく拓美
   
「コーヒー入れたけど飲む?」

 琴美がコーヒーを差し出す

「ありがとう」

 コーヒーを受け取り飲む

「どう?」

「もう少しで出来るよ」

「頑張ってね」

 励ます琴美

「ああ」

高校2年の時俺はバンドを組んでバンド活動を
始めた。俺は趣味で入ったのだがメジャーデビュー
の話が出た。俺はそれを聞いてバンドを抜けた

「なんで抜けるんだよ!」

 仲間が声を荒げる

「言っただろ!俺は小説家になる夢があるって!」
 
 拓美も声を荒げる

「お前しかベースは居ないんだよ!!」

「悪い。他探してくれ!」

「勝手言うなよ!!」

 怒る仲間

「悪い」


琴美と結婚することになった。結婚の少し前に
琴美が子宮ガンになり子供が埋めない体になった


「すまないが娘を君にやるわけにはいかない!」

 琴美の家で明人が拓美に言う

「何故ですか!急に!」

「娘は子宮ガンで子供が埋めない体なんだぞ!娘は幸せになる事が出来ないんだ!」

「俺には関係ない!!」

「君に関係なくても琴美には!!僕は君になら
 娘をやっても良いと思ってた。でもこれじゃあ僕は
 君の父と親友だし君の事も良い男だって思ってる娘には是非君をと」

「なら」

「娘の結婚相手は君しか居ないと!でも娘は、琴美は!!」



それから何とか説得して俺と琴美は結婚した。
そして施設から幼い兄妹を養子にもらった









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