守るべきもの
「大きな声を出すなよ。」


寺島はナイフを見せつけた。


「一緒に死んでもらおう。僕達は一緒にいる運命なんだから。」


寺島は冷たい床の上に私を横にした。


私は、寺島をジッと見つめた。


「ゾクゾクするよ。先生。」


寺島は、私の両腕を押さえつけてキスをした。


(修ちゃん…ごめんね)

私は、一筋の涙をこぼした。


「嬉しくて泣いてるのか?先生、もっと、気持ち良くしてあげるよ。」


寺島は、私の首に手をかけた。
< 77 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop