牛乳と猫スーツ。



「水脈?」



首を傾げながら彩華が言った。






「ええ、この下には水脈があるの。」




騒ぎに駆けつけた麗花が言う。






「そんなに不安定な水脈じゃなかったはずだけど。何か強い衝撃がなければ…。」




「ああ、地雷だな。一昨日のあの騒ぎで蓮が大量に地雷を埋めたからね。」




幼児化事件を思い出した沙織。






「そういえばそうだったわね。それにしても…。これじゃ水浸しになるわね。とりあえず凍らしておくわ。」




持っていた氷龍迅牙の刃先を水の中に入れる。





「氷龍迅牙。」




武器の名を呼ぶと同時に、水が凍りついてく。






「属(ぞく)晶石!?それ、氷(ひょう)晶石でできているの!?」




それを見た遥が驚く。





「さすがは円の妹、よく知っているわね。あなたの言う通り、この氷龍迅牙は氷晶石でできているわ。」




凍りついた水から氷龍迅牙を抜く。





「はるっち、属晶石って何?」




「火や氷、様々な属性を持った石のこと。それとは別に、色によって硬度や切れ味が違う石を色晶石って言うの。属晶石では氷と雷が特に扱いにくいと言われているけど…。」
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