牛乳と猫スーツ。
2階に上がり廊下を走っていると、悠斗が教室の窓から顔を出していた。
「遅かったな、直樹…。って何をしてんだお前ら!?」
「ゴメン、悠斗!逃げ切るか終わるかしたら、ちゃんと話すから!!」
直樹達の姿を見て驚いている悠斗を通り過ぎた。
「うわぁ!?何だこれ!」
「キャャャー!!」
「ファ○ネルだ!!」
密集した教室でファ○ネルから逃げられる人はいなかった。
「てか、同士討ちアリだったのか…。」
「エリちゃんに制圧されたわけじゃないから、まだこの大会終わらないんだよね〜?」
「そうだね。終了のチャイムが鳴らないし…。」
話しながら走っていると、先にある階段からエリーゼが飛び出した。
不意に出てきたことに驚き止まろうとした直樹。しかし、これがダメだった。
エリーゼの後ろからファ○ネルが出てきて、直樹の後方からも飛んできた。速度が落ちた状態じゃ避けられない。
「騒がしいな、まだ決まらないのか?」
横のドアが開いた、蓮だった。いつの間にか生徒会室の前まで来ていたらしい。