牛乳と猫スーツ。
「他の3校がやると言い出したの。内容は恐らく……。」
「私の後、龍堂の新しい会長のことだろう。まだ先の話なのに、どっから漏れたのかね…。」
蓮がやれやれといった表情で言う。
「確かに、まだ広まっていない情報なんだけど…。それで、次期会長はどう?」
「まずは各部に存在をアピールさせているよ。本人は手伝い程度にしか感じていないけどね。」
ゆっくりとリムジンがブレーキをかけて止まる。
「着いたわ。」
「ああ。」
2人がリムジンから降りる。
県内の中心部に位置するこの場所に、一際目立つ高層ビル。
天条グループ、つまり麗花の親が建てたビルである。
ビルに入り、エレベーターに乗って、63階に止まる。
エレベーターを降りて、目の前のドアを開く。
そこにはすでに3人の男女が席に座っていた。
この3人も普通の人とは違い、上に立つ者のオーラが出ているが、蓮や麗花と比べるとやはり劣る。
蓮と麗花も自分の席に座り、会議が始まる。