牛乳と猫スーツ。
「ふぅ、楽しかったな。ん?あれは会長かな?」
忍を見送り、ブラブラしていると、校門近くに蓮の姿を見つけたので近付いていく。
「直樹か。」
制服に着替えた蓮が電灯にもたれながら立っていた。
「何してるんですか?」
「麗花を待ってるんだよ。これから会議に行かないといけなくてね。」
「会議ですか?セントリーと?」
「北部全高校会長会議、県内北部の高校の生徒会長が集まる会議だよ。それより、楽しかったか?」
「え?はい、すっごく楽しかったですよ。」
直樹が笑顔で答える。
「ずっと続くんだろうな、こんな日々が…。」
「…………そうだな。」
蓮が言い終えたと同時に、黒いリムジンが校門前に止まる。
「それじゃ、行くよ。」
「行ってらっしゃい。」
蓮がリムジンに乗り、会議へと向かった。
【リムジン車内】
「忘れ物はない?」
金髪で縦巻きロールの髪、瞳は宝石のガーネットのように濃くて赤く、蓮とはまた違ったオーラを放つ者、天条麗花。
「ああ、ないよ。学園は次狼に任せてある。しかし、会議とはいきなりだな。」