牛乳と猫スーツ。



「え?会長…今なんて…?」




蓮の短く言い放った言葉が聞き取れずに、直樹は尋ねた。







「ヤダったらヤダ!!今からこれで遊んだ!次狼のバ〜カ!バカ、バ〜カ!」





舌をべ〜っと出しながら蓮が言う。









「(やっぱりこの人子供だ〜っ!!)」




直樹が心の中で叫ぶと同時に、ブチッと何かが切れる音がする。









「蓮……今日という今日は許さねぇ〜!!」





「うわっ、キレた!逃げるぞ、直樹!」





「え?えぇぇ〜っ!??」



今日もドタバタな日常を送る直樹達だった。
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