牛乳と猫スーツ。



「いつの間にか、この商店街にゴミが溜まってしまったか。」




犬仮面と同じような屋台で売られていそうな猫の仮面をつけた人が、大男の腕を掴んでいた。






「「「あなたは!?」」」




おバカ3人が声を合わせて言う。






「私は仮面戦士のリーダー、猫仮面!!」




長い銀髪をなびかせながらポーズを取ると同時に、商店街の店員達が歓声を上げる。







「やっぱり会長ですか。」




「普通は見て見ぬふりをするのが礼儀だぞ。」





「そうかもしれませんが…。あれ?その仮面…どこかで……うっ!?」





ズキッと頭が痛くなる。そんな直樹を見た蓮が、ポケットからチュッパポップスを出して、直樹の口に入れる。






「いきなり入れないでくださいよ!」




「そう怒るな。」




あははと蓮が笑う。






「テメェ…俺を無視して笑ってんじゃねぇ〜!!」




大男が蓮に殴りかかった。しかし、それより速く、蓮が大男の顔を左手で掴む。






「ゴミに気を使う必要なんてないだろう?」




「ぐっ!?あ゛あ゛あ゛〜!!」




徐々に手に力を入れていき、痛みで大男が叫ぶ。





「この商店街で問題を起こすな。次はこんなものじゃ済まさないぞ。」




仮面をズラして殺気を込めた目で大男を睨みつける。






「ひぃぃぃ!?」




大男は逃げ出して、それを見た男達も逃げていった。
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