LOVE〜強さに隠した涙〜
「あれぇ?繋がんねぇ…」
携帯と睨めっこをしている佐野。
さっきから望夢に電話を掛け続けているが、繋がらない。
最近学校にも来ねぇし、家帰っても会わねぇし…てか、居ねぇし。
どこ行ったんだぁ〜!!!
♪♪~~~
「うわぁ!!!ビックリした…」
いきなり電話が鳴り、心臓が跳び跳ねた。
「もしもぉし…」
《何かテンション低ぃなぁ…》
電話の相手は駿だった。
「別にぃ…そんな事ないっスよぉ」
《まぁ良いや。つかさ、望夢から連絡あった?》
「いえ、何も…俺からも電話してるんスけど繋がんないスよね…」
《お前もか?》
「てことは、駿さんも?」
《あぁ…ったく、心配掛けるの好きだな、アイツは…》
「ハハッ…そうっスね…」
苦笑いをしながら答える佐野。
《とりあえず俺達が望夢探してっから、お前も学校終わったら来いよ。終わってからだぞ!》
念を押すように最後を強調した。