Loving Expression ~愛を詩にのせて送ろう~
駄目だ駄目だ駄目だ。
こんな遅い時間に瀬田が起きてるわけがない。起きていたとしても仕事で忙しいに決まってる。
彼は寝ずに詩を書くこともあるそうだ。ゲネプロに載っていた。
それゆえ気が散らない場所で1人で思考を巡らせているに違いない。
携帯など持ってないだろう。マイペースそうだから。
もし持っていたとしても、仕事中なら大変な迷惑となるだろう。
でも、メールしたい。
返信は期待してないけど、一言だけでも送りたい。
ぎゅっと強く抱きしめ、携帯を見つめた。
はやる呼吸を落ちつけ、美羽は目を閉じた。
ピピピピッという音が耳に付いた。