永遠(とわ)に…

ホテルの部屋に戻ると、母はグッスリ眠っていた。


もし、まだ 起きてたら、安西さんの事を聞いてみたかったのに…


私は、シャワーを済ませベッドに潜り込んだ。


早速 明日にでも、安西さんに電話してみよっと…


御礼を言いたいから…


あの親子や両親との関係が気になり 中々 眠れない。


どんな知り合いなんだろう?


明日、母に聞いてみよう。


18歳のクリスマスは、彼に出会えた事で最高のプレゼントになった。


サンタさん?有り難う。


又 彼に会えますように…


そして、眠りについた。








翌日…


母は、午後から仕事があるので 早めに起きていた。



ガタ…


ゴト…



「お母さん?おはよう。」


「ごめんねぇ。起こしちゃった?」


「仕事 午後からでしょう? もう少し ユックリ寝てたら良いのに…」


「昨日は、良く寝たから目が覚めちゃって…
それより、昨日は何時に帰って来たの?」


「ん〜?10時過ぎだったかな?」


「そう。で、何処に行ってたわけ?」
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