アニマルマジック

「私たちここで待ってるし」
「じゃあ、桃谷さん借りますねー」茶髪野郎に肩を組まれる。

「や、止めてくださいよ!!」
「ははっ。まじ純だな!!さっ、あいつんとこ行って」
茶髪野郎は少し離れたとこにいる金髪野郎を指さしてる。

「な、何で!?」
「何ってあいつが話あるから」爽やかに言われても怖いんですけど。

茶髪野郎が制服のスボンに手を突っ込みながら顎で金髪野郎の方を差す。

逃げたいけど逃げれない…。

門の前にはみんながこっちを見て待ってくれているのを確認できた。

よし!やってやろうじゃないの!!何でもこい。

「あの……」恐る恐る近づきながら声をかける。

金髪野郎はおっさん座りをしてぼぉーっと薄暗い空を見ていた。

そして私に気付いて私の顔をじっと見てこう言った。

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