世界の果てまでキミと一緒に。



いつものように窓枠に手を掛け、窓から見える庭を眺めていた。


春の暖かい陽気。


爽やかな風。


庭には春らしい花が咲き、木々が青々をしている。


“ガチャ”


部屋のドアの鍵が開く音がした。


綾乃さんなら必ずノックをしてから鍵を開ける。


でもノックはなく鍵の開く音がした。


それは……。


“トクン”と胸が小さく跳ねる。


ドアの方に体を向ける。


ゆっくり開くドア。


開いたドアから入って来たのは彼だった……。





< 60 / 179 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop