世界の果てまでキミと一緒に。
「ただいま、桜子」
笑顔もなく淡々とそう言う彼。
「お、お帰りなさい……」
1週間振りに見た彼の顔。
胸がキューンとなり、それがドキドキに変わる。
豪華な部屋も食事も服もいらない。
自由が欲しい。
あの頃に戻りたい。
さっきまでそう思っていたのに……。
彼の顔を見ると、そんな思いはどこかへ消えてしまった。
愛する彼に抱かれたい。
めちゃくちゃに壊して欲しい。
体が彼を欲していた。
これからまた非日常的生活が始まる――……。