わかれあげまん
「怪しい~!ってか、やらしー渡良瀬!!」
「まあまあ…だから言ってンじゃん、今夜のサチヨの飲み代全部、俺おごるからって。」
だからさあ・・・
と渡良瀬は猫撫で声で言いながら両手をサチヨの肩に置き、くるりと通路の方へ戻しそして。
「あと。大事な話の途中にお邪魔な誰かさんが入って来ないよう、誘導ヨロシクな」
「しょうがないわね。…けどくれぐれも行き過ぎないでよ?犯罪幇助とかって、あたしはやだからね?」
「犯罪って、ハハハ!まさか~!ないない!」
大丈夫だって。
と眉尻を下げてサチヨに笑った渡良瀬は再び顔を上げ、そして打って変わったアグレッシブな視線を、シャワー室の方へと向け。
そしてゆっくり、そっちへ歩き始めた。