わかれあげまん



ローテーブル越しに下から顔を覗き込み、クルリとした瞳で見上げながら


「ね?」


と念を押してくる柚に。





哉汰は真逆に次第に表情を曇らせやがてその目を険しく細めた。




何イラついてんだ俺。



現実から逃げたくて、熱に浮かされてこの人に手を出したのは事実だろうに。



それを全くなかったことにしようとするこの人にムカつく権利なんてないはず。




なのに。















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