海の記憶に残る恋
最初の組がスタートした。




二十分が経過し、次の組がスタートした。




さらに二十分が経過し、三番目の組がスタートした。




そして、三番目の組がスタートしてから二十分が経過し、シンジたちの番になった。




シンジたちは地図を受け取り、まずは峠の墓地に向かって歩き出した。




歩きながら、シンジはまゆに聞いてみた。




「まゆは肝試しとか平気なの?」




「わからない。やったことないし、霊感とかもないし」
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