君の肌を壊す夜



忘れたくない時には忘れてて


忘れたい時には忘れられない。



あたしは覚えてる。



この声を。





聞くだけで



鼓動が跳ねて



お酒よりもあたしを酔わせる。



「お前らもう来たの!?」と冬吾の残念そうな顔。



どうしても振り返れないあたしに痺れをきたしたのか



眉間に皺を寄せて

怒った表情をした優貴があたしの顔を覗いた。


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