君の肌を壊す夜


「貴女を追って来たに決まってんでしょ?」


真剣に、でも偉そうに…


「あたしが入院中に会いに来てくれなかったくせに…」


あんなに



淋しくて


恋しくて


待ち侘びていたのに。



ゆっくりあたしを抱きしめる優貴。


「仕方ないでしょ。こっちも忙しかったんだから…」



優貴の香り久しぶり。


耳をあてたら聞こえる鼓動。


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