君の肌を壊す夜


あたし


この腕をずっと待ってたんだよ?



浸っているのに



突然、グイっとあたしの頬をつねる。


「痛っ…痛いぃ…」



「ったく、なんであなたはいつも少しも待てないわけ?!」


「えっ?」


「えっ?じゃないよ!!

貴女は退院したらすぐに住み家を変える癖でもあるのかな?!」


「いや、それはだって…親が…」



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