キミがいた夏~最後の約束~
「え!あんたその態度はまだやってないの!?」
呆れたような春奈の態度
いや春奈だけでなく加奈先輩も何だか驚いていた
希美ちゃんは何故かどや顔を決め込んでいる
「な…なに…そんなの当たり前じゃ…」
私は焦りすぎて何を言っているのか自分でもわからない
するとまた再びお店の扉は開く
ガチャ!
チリリーン━━━……‥‥
今度は誰~~!!!
「おーい、美鈴」
は?
そう呼ばれて振り向くと
そこには橘先輩が立っていた
「あのさー、お前休憩入ったら海の方こいよな?」
それだけ言うと扉はまたバターン━━ッと勢いよく閉まった
え?
何?終了?
このメンツ見てコメントなし?
すごいよ?オールスターだよ?
これ見てスルーってどんだけなのよ!
「あ~~馬鹿馬鹿し!一抜けた~」
そう言いながら春奈がレモンティーを一気に飲み干して去っていく
続いて加奈先輩も
「完敗だわ……」
そんなことをブツブツ言いながら、なんだか落ち込んだようにして出ていく
「ちょっと春奈!お金!」
私がそう叫ぶと
「あんたの奢りに決まってるでしょ!」
そう言って扉を閉めた