純情☆デビル
「い、痛い痛い!やめてよ関波君!!」


空き教室の時と同じ状況に、思わず涙目になる。


ジィィィっと関波君を睨むと、赤い顔で手を離された。


「もうやめてよね!」


「……お前こそその目はやめろ//////」


「ハァ?」


「………何でもねぇ………」


怒りで声が低ーーくなったら、関波君が微妙に離れた。


「ちょっと待って……修業玉見てみるから」


持って来ていたカバンをゴソゴソあさり、修業玉を取り出す。


修業玉ってガラスで出来てるけど、体重100Kgの人が踏んでも壊れないんだよ!


「あ、あった」
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