純情☆デビル
大声を出したいのをギリギリで我慢して、猛抗議した。


それでも関波君は、鼻で笑う。


「多分今日ゲームで正信達を打ち負かしたから、点数マシになったんだな。ゲームで……って微妙だなぁ」


「ウグググ………!!」


ムカツクゥ~~~!!


関波君の余裕っプリが、物凄く頭にきた。


相変わらず愛想と言うものが足りな過ぎだよ、この人は!


「悪うございましたね!所詮私は落ちこぼれ悪魔ですよ!!」


これ以上バカにされたくなくって、壁の方に顔を方向転換した。


私だって頑張ってるのに、ヒャイヌも関波君も……ヒドイ!!
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