純情☆デビル
でも………
「ムリ」
「えっ……」
「オレ、女は自分が認めた女じゃないと、呼び捨てにさせない主義なんだよね」
そう言ったら豊平は表情が硬くなり、喜んでいた寺辺は動きが固まった。
「えーー!?じゃ私も雫って呼んじゃダメなの!?」
残念そうに迫って来た寺辺だったが、コレはオレの昔からの決まり事。
今更曲げる気なんか無い。
「ああ」
直後に授業開始のチャイムが鳴り………豊平・寺辺・正信は、そそくさと席に戻って行った。
席に座った豊平と目が合う。
“嫌な感じ!”とモロ顔に書いてあった。
「ムリ」
「えっ……」
「オレ、女は自分が認めた女じゃないと、呼び捨てにさせない主義なんだよね」
そう言ったら豊平は表情が硬くなり、喜んでいた寺辺は動きが固まった。
「えーー!?じゃ私も雫って呼んじゃダメなの!?」
残念そうに迫って来た寺辺だったが、コレはオレの昔からの決まり事。
今更曲げる気なんか無い。
「ああ」
直後に授業開始のチャイムが鳴り………豊平・寺辺・正信は、そそくさと席に戻って行った。
席に座った豊平と目が合う。
“嫌な感じ!”とモロ顔に書いてあった。